メルヘン社の絵本 ベストセラー選書 |
きりんのセシリーと9ひきのさるたち |
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| 作者紹介 この楽しい本は、H. A. レイ夫妻が、1940年に最初にかいた絵本で、まずフランスで出版されました。夫のハンス・アウグストは、1898年にドイツのハンブルグで生まれ、幼いときから、動物が好きでした。絵も2歳のときから描いていましたが、絵の学校で正式に学んだことはありません。ハンブルグとミュンヘンの大学で哲学と医学と語学を学び、その後、ドイツの大インフレを避けて南米へ渡り、1923年から35年まで、リオ・デ・ジャネイロの親類の商社で働いていました。1935年、ハンブルグからきたマーガレットとふたりで広告代理店をはじめ、まもなく結婚してヨーロッパへ新婚旅行に出かけ、そのまま4年もパリにいついてしまいました。その時、ある雑誌に掲載されたきりんの絵が評判で、それをもとにして作ったのが、この「きりんのセシリーと9ひきのさるたち」でした。 1940年、大戦でリオに引きあげ、その秋、ニューヨークに移って、1946年にアメリカ市民になりました。「ひとまねこざる」のシリーズは、1941年から出版されはじめました。 夫人のマーガレットもハンブルグの生まれで、デッソウの「バウハウス」やジュッセルドルフやベルリンの美術学校で絵を学びましたが、その後、絵筆からペンに転じ、さらに写真家に転向して、ハンブルグでスタジオを開いていました。 この本も、「ひとまねこざる」のシリーズも、ハンスが絵を描き、彼女が文を書くという夫妻のコンビで生まれたものですが、ハンスは1977年の夏、78歳で亡くなりました。 |